今回は『わだつみのこだま』を紹介していきます。
ゲーム内容
『わだつみのこだま』は、10分~30分程度で遊べる短編アドベンチャーゲームです。
物語の舞台は廃墟になった小さな島。主人公はある日海の向こうから聴こえてきた音につられて、音を返してみようと思い立ちました。
海辺に漂着したビンや木の枝を使って「楽器」を作り出し、海の向こうから聴こえる音に「こだま」を返す。そんなゲームになっています。
こだまを返そう
主人公の女の子(?)を操作して島の中を歩き回り、音を鳴らせそうなものをゲットします。
海の向こうの音を聞いて、同じ音がすると思ったものを島の塔に持っていって鳴らします。
音がこだましたら正解です♪
時には複数のものを組み合わせて楽器を作り、こだまさせます。
どの組み合わせでどんな音がなるのか考えながらアイテムを拾って鳴らすのが楽しかったです!
最終日には3つの楽器を作って鳴らすのですが、最後の一つがなかなか分からず…
迷ったら島の中にあるものを片っ端から調べていくと必ずヒントが見つかるはずです!
謎に満ちた世界観
島の中を探索していると昔の人が遺したものを発見でき、この世界の一端が垣間見えます。
しかし、世界観について深く語られることはなく、謎は多いままです。
なぜ主人公は一人でこの島にいるのか、海の向こうとは。断片的な情報が逆に興味をそそり、様々な考察が生まれるストーリーになっていると感じました。
ちなみにタイトルの「わだつみ」は漢字で書くと「海神」。海の神が一体本作にどのような関わりの意味があるのか…想像が膨らむポイントでした。
魅力
本作は味のある手書きイラストのグラフィックも魅力ですが、一番の魅力はサウンド。
楽器から響く音や、海の向こうからこだまする音、波や時折聞こえる海鳥の声。主人公の足音までもが心地よく、ゆったりとした気分でゲームを進めさせてくれます。
特に筆者は波の音に終始癒されていました。イヤホンをして音に浸りながらのプレイがおすすめです!
まとめ
『わだつみのこだま』は短時間でプレイできる中にも興味深いストーリーがあり、楽器を組み合わせる謎解きのような要素が楽しいゲームでした。
本作の癒されるサウンドやグラフィックの世界観にぜひ浸ってみてください。
気になった方はプレイしていただけると嬉しいです♪
コメント